霊安日記

jf_nights の霊安草子。

第18日目 エジプト

こんばんは。じぇにです。
これは じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第18日目の記事です。

今日は
www.bunpaku.or.jp
に行ってきました。
2000年ぐらいから何度かやってるらしいです。

写真はxだったのであまり資料がありませんが、ピラミッドとファラオとその他貴族や庶民たちが佇んでいました。
ファラオの権力が強かったのは先王朝ぐらいで、中後期はわりと貴族たちが強かったみたい。
その辺は作られる像に見られて、初期はファラオの顔はめっちゃ凛々しくて理想って感じの顔をしてるんだけど、中期ぐらいからだんだん暗くなってきて、身体は凛々しいんだけどどこか苦渋の顔になってきてた。
ピラミッドの建設には国民の99%が参加したそうで、ちゃんと作業の報酬としてパンとビールを貰っていたそう。
当時のピラミッド建設は国民にとっては栄誉あることで、皆すすんで参加していた?

とりあえず人が多かった。おばあさん多かった。子供連れの家族もいたし、外国人もけっこういた。

それにしてもピラミッド建設とかあの辺の技術力すごいよね。宇宙人やら古代の超文明やらあってもおかしくなさそう。
文明成立からわずか500年であんな巨大建築が出来るのか……という感じ。
ピラミッドの中もいろいろ複雑だったり隠し部屋があったりとロマンを感じる。

ただピラミッドの内部を調査するのって、どうなんだろう。一般人で考えたら、先祖の墓を暴かれてるんだよね。
考古学的知見といって許されるものなのかな。現地の人がどういう風に受け止めているのかちょっと気になる。我らの古代の神や神の子の墓を暴くなど言語道断!って言う人もいそうなもんだけどなぁ。
日本の天皇の墓も宮内庁が調査拒否してるとこあった気がする。個人的には、古代日本は気になるから調査してほしいけど、天皇一家が拒否するならそれには逆らえないよなぁって気もする。

PC前の仲間が増えました。
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どっか旅行に行った時にいい感じの現地の置物があったら買ってきて並んでもらう、ってのをやってるんだけど、さすがにエジプト本体に行くのはまだちょっと難しそうなので、エジプト展で見つけたスフィンクスさんに頑張ってもらうことにしました。
売り場で隣に「ミイラ入りツタンカーメンの棺の置物」ってのがあって、このスフィンクスと同じくらいの大きさの棺の置物なんだけど、中に本当にミニミイラが入ってて、そっちとスフィンクスと迷ったんだけど、ミイラが動き出したらちょっと怖いなって思ってスフィンクスにしました。スフィンクスさんなら動きまわってても大丈夫そう。
仲良くやっていきたいものです。

第15日目 グガガ

こんばんは。じぇにです。
これは じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第15日目の記事となります。

今日からバイトを始めました。古の盟約より内容をSNSに公表することは許されないので職務内容については書けませんが、機械の気持ちになるですよーって感じでした。
まぁ単純作業はいいんだけど、座れないのがめっちゃ辛い。うう……。一日目で足腰もうだめです。

あまりにも暇すぎて、東方神霊廟脳内プレイとかしてた。遊び方はひたすら脳内でBGMを流して勝手に進んでいく、という感じです。メインモードはクリア出来たけど、エクストラでマミゾウに負けた。明日は永夜抄でもやろうかな。
神霊廟をクリアしたので、流れてくるお盆が吸い込まれていく度に、1さんがログインしましたー2さんが待機中です、という感じに脳内でオンラインRPGチャットを用意していたのですが、全員ログイン通知が流れるのみで誰一人話すことはありませんでした。

つかれた。
あと朝早いのがねむい。みゅみゅみゅ。

適当に平日にポンポン入れてしまったのだけど死んでしまうかもしれないし、年明けてからは短期でポンポコ入れていきたいなと思いました。おわり。

第14日目 神様の御用人シリーズ

こんばんは。じぇにです。
これは じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第14日目の記事となります。

そういや今日は @uiureo の誕生日だっけか!!???おめでとうございます!!!!!!!!!

さて今日は『神様の御用人』という本の紹介とかをします。

メディアワークス文庫より、現在6巻まで出ています。

あらすじは、まぁググっても出てくるとは思いますが、唐突に神様たちの御用人として選ばれた主人公が、いろいろな神様から御用人として何かしら頼まれ事をし、それをなんとかして解決しようと主人公が奮闘する物語です。
本屋さんでふらふら歩いてて、とりあえず「神様」ってワードが見えたので手に取ってたのを覚えています。開いてちょっと立ち読みしていたのですが、主人公のステータスが、

  • 春から就職したものの、いろいろあって半年で辞める
  • 元野球(怪我でやめる

どっかで聴いたことのあるアレ。まぁ別に共感したわけでもないけど、面白い。

もともと主人公の祖父が神様の御用人として名高い人だったらしくて、その縁で?主人公も御用人に選ばれたみたい。ただ主人公は別に信心深いわけでもなく、ただ祖父が体調を崩した時に毎日祖父の健康を願っていたことが大神様から評価されて、祖父は亡くなってしまったけれど、次の御用人として選ばれたわけです。正しく言うと御用人見習いとして選ばれて、5巻か6巻で正式に御用人になってた気がする。

僕がこの作品を好きになったのは、まず神様の描かれ方かなぁ。まぁこれはよくある形式だとは思うけど、畏れ多い存在でありながらも、人間臭さがある。親近感の持てる形で描写されています。僕は日本での神様の在り方っていうのは、その辺の草木や石ころにいたるまであらゆるところに神様はい(らし)て、日常生活を共にする存在であり、身近なモノであると考えているので*1、非常にもののあはれを感じました。

神様自身の記憶が薄れていくという設定も良いなぁと思います。薄れていく理由は、やはり昨今の人の神様に対する畏敬、いやそもそも関心が薄れ、祭りなども減ったり行われなかったりすることで、神様が自身の存在意義を失っていくことから自分の存在理由が見えなくなってしまう、という感じだと思うのですが、これにもあはれを感じました。
また、そういう自身への畏敬を取り戻させてほしいという頼みにも、主人公がただそれに応えるのではなく(というか難しい)、そもそもその神がどうして神として祀られるようになったのか、といったところから考えさせたりしていて、よいなぁと思いました。

神様の成り立ちについても、良いなぁと思います。
神として祀られているのは、もともとその土地の有力者だったことが多く、そこから枝分かれしていった子孫の子孫の子孫が自分たちなわけです。つまり神様を祀るというのは、自分たちのご先祖さんたちを祀るということで、別段特別なことでもなんでもない、ごく自然なことだ、という話になる回もとても好きです。

あぁあとアレですね、地方の伝承みたいなのにスポットライトをあてて、そこに登場する神様や昔の豪族やらを絡めてお話を作ってるところ。これが本当に最高で、最高というのは僕の好みとして最高という意味ですが、本当に最高。地方伝承をある意味二次創作して話を作るっていうのは僕もやりたいことだし、それをやっている作品を読んでいると創作意欲がゾクゾクと湧いてきますね。

人(神)の想いについての書き方もいいなと想いました。宗像の話はめっちゃ泣けた。まぁだいたい全話泣いてるんですけどね。

というわけで、『神様の御用人』シリーズ(? 一応続きでどんどん出てるしな)、もし気になった方やこういう形での神話やらが好きな人は是非御一読を勧める本になっております。
終わり。

最後になりますが、@uiureo さん、誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!

*1:ちなみにこの辺は僕の妖怪観とも被っていて、そもそも神様と妖怪の違いっていうのはそこまで大きなものでない……という話をすると長くなるのでまた今度