霊安日記

jf_nights の霊安草子。

第12日目 楽園追放

こんばんは。じぇにです。
これは じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第12日目の記事になります。

さて今日は(と言っても今日既に3つ目の記事ですが)、こちらになります。
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そう、同じみの『楽園追放』です。2014年11月15日公開だそうで。

このブログの過去の日記によると、同年12月6日に観に行ってるらしい。なんか記憶では公開からもっと経ってから行った気がするんだけどな。
楽園追放をまだ観ていなくて、ネタバレは御免だ!という方は以下をご覧ください。
nna774.net

Blu-ray自体は数日前に入手したのだけれど、残念ながらドライブが対応してるかどうか確認し忘れてて、案の定対応してなかったので、今日ヨドバシで買ってきました。
購入したのはこれ。

値段を見たら税込特価8000円って書いてあって、ゴールドカードにコツコツ溜めたポイントが3000ちょっとあったので、まぁこれにしよっかなってレジに持っていったら何故か7500円ぐらいだった。不思議。
家に帰ってさっそく鑑賞会。これで4回目かな?

いやーやっぱりいいですね。神。いいところポイントを書いていきたい人生だった。

  • 冒頭、フロンティアセッターによるハッキングとそれを追いかけるアンジェラ

電子世界への没入って感じでいいですよね。背景とかがいい。大好きです。最高。

  • アンジェラが自身のマテリアルボディの感触を確かめるため?に、ちょっと幼なめのボディになって、元のボディと組み手?するところ

コピーボディの現れ方及び、終わってからのアンジェラの消え方がかっこいい。大好きです。最高。

  • アンジェラ vs サンドワーム

僕はロボットモノは別に好きではないのですが、普通にカッコよかった。

  • ロックに対するアンジェラとディンゴの会話

「骨で感じるんだ、ビートをよ」
曲を聴くってのは、やっぱり魂の鼓動を感じることなんですよね。うんうん。

  • 車の中の寝不足アンジェラ

可愛いですよね。後のディンゴのセリフにもありますが、体調が良いとか悪いとかいう感覚がなくて、そういうものだと思ってるんですよね。最高。

  • 過労で倒れてしまったアンジェラを看病するディンゴ

この辺の会話がとてもいい感じ。夜中にディンゴが屋根の上でEONIANを唄ってるところにアンジェラが話をしに行って、そこではまだ会話を打ち切るディンゴがいいですよね。最高。

  • そばっぽいのを食べてるときのアンジェラの顔

かわいい。。。

  • 謎の取引の偵察のためにカメラを高い建物の上まで運ぶアンジェラ

音楽がザ・それって感じ。階段が上まで延々と続いていたり、行き止まりだったり、やっと屋上についたっていうシーンそれぞれを、観ていなくても想像出来る(一度は観ていないと分からないかもしれないけど)ぐらい音楽って感じ。最高。

  • フロンティアセッターとの初会合

ここのセリフは何度目でも僕は泣けてしまう。宇宙船の建設アプリケーションがアップデートの末に自我を獲得、という最高の設定に涙しない人はまぁいないでしょう。さらに彼は自己の存在証明のために、外宇宙探査計画を100年感ずっと続けてきた。ひゃっはー。大好きです。最高。

  • フロンティアセッターにとっての好き

「ノイズでありつつもプロセッサーの働きを早めるものであり、それが『好き』という感情だということを理解するには長くかかったが、そのことが自我に気付くきっかけになった」
神か。最高。大好きです。

この辺のフロンティアセッターの存在が、僕を楽園追放を好きだと言わしめる最大の要素かと思われます。

社会という大きな檻に閉じ込められている。つらい。

  • アンジェラの報告に対する高官たちの対応

この辺もまさに、って感じですよね。一番最初に映画館で観ていたときは、このシーンが来るまで、あれっ事件解決やんけ、って思ってましたが、さすがにそんな単純なお話じゃないですよね。

  • フロンティアセッターがアンジェラを助けに行く時の(名前忘れた)なんとかいう感じに偽装してポリゴンキャラになるところ

かわいい。。。

  • 最新型アーハンで地球まで行くところ

単純にバトルシーンかっこいい。あとフロンティアセッターがシステムを解析して演算バックアップを完了させる瞬間もめっちゃ好き。最高。

  • 仁、義

仁、義(ヒョイヒョイ

ディンゴが最後までやるだけやろうというシーンの曲
あの曲もなかなかすごい。自分たちにはフロンティアセッターのロケットを飛ばすんだという目標があるってのが伝わってくるメロディと音色だと思いました。最高。

  • 街中バトルシーン

ディンゴはいつの間にあんだけいろいろ用意出来たんだ。アンジェラの顔がすごい。
星空の下での会話あたりからのアンジェラの表情が豊かになったように思います。
あと戦闘シーンの曲も全部最高ですね。

  • 無音

あのシーンは未だによく分からないけど、なぜか涙が出るシーン。なんでですかね。
ただここなくしては『楽園追放』ではないんだろうなぁ。うーむ。最高。
まだまだこの世界には知らない世界がたくさんある!

  • フロンティアセッターが地球を飛び出してからのディーバの高官たち

ますます統制を強めなければというセリフがなるほどーという感じですよね。最高。

  • 最後のフロンティアセッターが唄ってるところ

最高。

以上、最高のシーンを思い出すがままに書き出しました。
僕はあまり頭がよくないので、こういった映画からの構図やらメッセージやらはあまり考えてないのですが、非常に面白い作品だったと思います。
人間とは、という感じがありました。フロンティアセッターが一番人間臭い、という話だった気もしますし、しかしディーバではメモリの確保に必死になり名声を獲得するというのはこれぞ人間臭いのではないか、と思いもいたしました。分かりません。
アイディンティティについて、考えさせられる感じもいたします。

ディンゴとフロンティアセッターがEONIANで打ち解けているのをアンジェラが、なんていうんでしょうか、恨めしそうな表情で見ているシーンもなかなか素晴しいんじゃないかと思います。

EONIANはいろんなバージョンを聴きたいですね。
アンジェラというキャラはなぜか可愛い。おっぱいちょっと大きいけど……。

あと、ディーバでの本能を超越した快楽、味わってみたいです。

さて、結局何もまとまらず、散逸した文ばかりとなりましたが、現場からは以上です。あと100回ぐらいは観ようと思います。

第11日目 演奏

こんばんは。じぇにです。
これは じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第11日目の記事になります。

僕には妹がいて、お互い幼少の頃よりバイオリンを習っていました。僕は中学ぐらいでやめたのですが、妹は大学院生となった今でも続けていて、すごいと思います*1
今は京都市管弦楽団に入ってバイオリンを弾いているそうです。

毎年演奏会があるのですが、僕は個人的にあんまりオーケストラに魅力を感じなかったので今まで観に行ったことがないのですが、来年から北海道だし、おいそれと行けるような環境でもなくなるなぁと思って、先日ついに足を運ぶことにしてみました。
母「あんた、行かへんやろ?」
僕「いや行くわ」
母「えっ どしたん」
僕「……」
まぁ唐突に行くって言ったら言ったで驚く気もしますね。

会場は ロームシアター京都 です。来ている層は結構年上が多いように感じました。年上というか、年配の方々と呼ぶぐらいの歳の人?
開始2,3分前から舞台の上の椅子に演奏者さんたちが座り、チューニングっぽいのを始めます。この時会場はまだガヤガヤしていて、チューニングが終わって楽器の音がピタっと音が止まると客席も静かになりました。
いつの間にか指揮者の人が来ていたので拍手。
結構あっさりと始まるなぁという感想を最初に抱くぐらい、演奏はあっさりと始まりました。びっくり。
全部で三曲あったのですが、一曲目は始まりのバイオリンが難しそうだなぁという印象。二曲目は恥ずかしながら寝ていました。妹すまんな。
三曲目が長くて、演奏時間が一時間弱というシロモノ。練習するのも大変そう。
指揮者の先生の指揮の仕方が独特(?)*2で、曲に合わせて身体が飛びまわる感じでした。いや、曲に合わせるというか指揮者なんだから曲を引っ張るのか。
とりあえず指揮台の上で、足自体は地面から離れないのだけど、身体が伸び縮みしてまるで飛び回っているかのような指揮で、見てる方も面白かった。
曲は面白かったのですが、僕の耳がトチ狂ってて多分ずっとインナーのイヤホンで聴いてたせいか知らないけど、結構くぐもって聴こえた。音の変わり目変わり目がハッキリしないというか。これは別に不満点というわけではなく、そういうものなのかしらと気になった次第なのでまた妹に訊いてみようと思います。
あと金管楽器の音よ。あれちょっとうるさい。そういうもんなのかな。

まぁ久々にオーケストラを聴いた感想としては、やっぱり僕は電子音の方が好きだなぁというどうしようもない気持ちでした。
別にオーケストラを否定するわけじゃなくて、ただオーケストラならやっぱり聴くのもいいんですけど中に入って弾きたいな、と思う気持ちの方が強くて、ただああいう大人数だと自身のコントロール出来る力の範囲があまりにも小さすぎるような気がして*3、それなら全部自分で表現出来るDTMとかそっちの方が好きだなぁという、音の表現方法の観点での感想です。
なので、もちろん少人数なら楽器弾くの好きだし、DTMも合作とかいうのやってみたいし、是非是非募集中なので、一緒に曲作って結婚しよ!!!って方のご意見・ご感想をお待ちしております。

*1:僕も弾かなくなって久しいですが、小学生の時の発表会用に練習しまくった曲は今でも指が勝手に動きます。なので僕もすごい

*2:他の指揮者の人をあんまり見たことがないのでなんともですが

*3:この辺はあくまでも「そうなんだろう」という僕の思い込み

第10日目 無

こんばんは。じぇにです。
これは じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第10日目の記事になります。

なるはずで、楽園追放のBlu-rayを入手してきたのですが、マイマスィーンはDVDまでの再生にしか対応してないことを知り、気力を失い、絶望に身を委ね、そのまま寝落ちしたので記事はありません。

第9日目 おっ

こんばんは。じぇにです。
これは
じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第9日目の記事です。

これは、おっ
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パイの実です。

こちらが

曲です。

こちらも
soundcloud.com
同曲です。

さらにこちらも
tmbox.net
同曲です。

曲を投稿する手段としてメジャー(?)なのが、

とあって、全部に上げてみた。
ニコニコ は動画にするのがめんどくさいので、WMPとかfoobarの適当なスペクトログラムとかでもいい気がしてきた。
SoundCloud は投稿後しばらくすると、投稿ツイートをFF関係ではない素性不明な外人がふぁぼってくることが多くて、おっ曲ふぁぼられてる→誰やねん、微妙な気持ちにさせてくれる。
tmboxは初めて使ったのだけど、結構音質がいいと思ったしふぉよーしてるDTMerさんたちも使ってることが多い気がしたので使ってみた。

曲については、何日か前にちょろっと書いた気がするけど
霊安京の世界観で、卑弥呼の作り上げた人工知能「壱与」のもとに進んでいく感じです。
電子な感じと言われたらなんとなくそんな気持ちになってしまわなくもないような+和風という気持ちです。

現場からは以上です。

第8日目 ぱんつぁーふぉ~

こんばんは。じぇにです。
これは
じぇにの師走徒然伝2016 Advent Calendar 2016 - Adventar の第8日目の記事です。

昨日はいろいろあって書く暇がありませんでした。
何をしていたかというと、ガルパンのTV12話をずっと観ていました。

えっこれだけせんしゃせんしゃしといて観てなかったんかい!と思われるかもしれませんが、それは正しくもあり、また正しくないこともあるのです。

はるか昔、大学のサークルの部室で一人でうつらうつらと舟を漕ぎながら適当なプログラムを書いていたところ、とある先輩がニコニコしながらやってきました。
ガルパンの上映会をします」
部室には僕とその先輩だけですが、まぁ(他のサークルでどうか知らないけど)うちのサークルでは誰かがBlu-Rayを持ってきて上映会と称して鑑賞会が開かれることはよくありましたし、たまには一人のこともあったでしょう。
兎にも角にも、ガルパン上映会が始まりました……のですが、僕は知らない間に寝てしまい、たまにはっと起きて鑑賞しながらもまた眠りに誘い込まれる、という感じで、なんとなく話は分かってるんだけど細部までは分かってないという状態でした。
でちょうど目が覚めたのが、決勝でお姉ちゃんのお尻に弾をぶち込んだ瞬間でしたので、最初と最後だけをちゃんと知っている最悪な物知りだったのです。

ちなみにその頃はまだせんしゃしてなかった気がする……。

で、これまで何度も「あーガルパンちゃんと観たいなー」などとは思い、友人との会話で口にも出していたのですが、やっぱりアニメ全話を一気視聴するのは、何かこうその時の気持ちのタイミングみたいなのが必要なのは皆様よく御存じかと思います。昨日はたまたま全てが上手くかっちりはまり、無事全話視聴に漕ぎ着けたわけですね。

感想としては、王道の良い話だと思いました。(こなみかん
なんというか、時間とか足りなかったんやろうなぁ……って最初に思いました。特にアンツィオ戦は手に汗握る怒涛の展開だったし。
まぁもちろん細かい事を言い出すとキリがないし、僕個人的にはそういうのはわりとどうでもよくて全体として面白かったらええねんという感じなので、最後まで観て感想の一言目に「あーおもしろかったなぁ」って出てきたらいいんじゃないかなぁと思っています。
で、その後に「この部分はこうこうだったよね」「あの部分はこれこれだった」と誰かと語り合えたら、作品って面白いし作品がその人の中で生きてるんじゃないかなぁって感じです。2,3ヶ月に1回ぐらい、夜中に寝ずに少人数でとりとめのない話をして、気がついたら朝の6時生活はなかなか楽しかった。

12話分しか観てない(というか総集編は観てない)ので、そのうちアンツィオ戦とかあと劇場版も観たいですね*1
TLに流れてくるガルパン(というか昨日全話観るまでは、昔部室で観た時の記憶よりTLに流れてくるガルパン情報の方が僕の中にイメージが強かった)を観てるとエリカさんとお姉ちゃんのキャラがすごくたってるし面白そうなんですが、TV版だとお姉ちゃんはともかくエリカさんはただの嫌な人だったので、劇場版でどう出てくるのかなとかなり楽しみにしています。あるいは、本編であまり焦点を当てて描かれなかった分、二次創作的な方面でみんないろいろ考えているのかもしれない。

あと、World of Tanks脳のせいでしょう、大洗学園が他の学校に勝てる要素が皆無に見えました。Tier的に無理でしょ!という、おそらく戦車兵ならば全員口にしたであろうツッコミを、僕もやってしまった。WoTを知らない人向けにテキトーに説明すると、小学校ワルガキ軍団がイタリアのマフィアに素手で向かっていく感じです。ほんまか。
戦車がわりと砲弾1発で沈んでたところをみるに、WoTというよりはWarThunder的なシステムな気がするな。
ちなみにガルパンを観る直前に実は戦車を起動したのですが、気の迷いで買ってしまった新実装のスウェーデンの戦車が6戦目で自走にワンパンされて萎えてそっ閉じしたのがガルパンを観るキッカケでした。人生何があるか分かりませんね。

常日頃から何か考えているわけではないので、アドベントカレンダーも予定を立ててからさて何を書こう……って思ってましたけど、なんか自分が触れた作品についてちょこちょこ書くだけで一日分とすることが出来るので結構便利ですね。

*1:劇場版は「本編を観てないうちに観るのもなぁ」とか思ってる間にずるずる来てしまいました。僕自身そこまで観たいとは思っていなかったんでしょう。人間の「何かしら言い訳を用意してアクションを起こさない」という、よくありそうな行動です。