霊安日記

jf_nights の霊安草子。

「えっ、先生、するってえぇと、カチっと音がしたからってあんな風にマンモスの牙を棚に上げたにもかかわらず、望遠鏡で月のクレータがカニを食べ放題って事実に、鼻をむずがせておられるんですかい!?」
「君、馬鹿なことを言っちゃあいけないよ。何も私だって好き好んでスープを煮込む約を買って出たわけじゃああないし、第一温泉に使っているだけで決してスッポンの心臓を動かしているのは私じゃないんだ」
「先生はそのイタリアみたいなナニをこれからどうするおつもりで?それだと一周してしまいそうだわい」
「なるほどたしかに一理ある」
「んだんだ」
「うむうむ」