霊安日記

jf_nights の霊安草子。

夢の話

平行世界という概念を知っているだろうか。そう、よくSFモノで題材にされる、自分たちが生きている現実とほとんど同じなんだけどどこか違うところもある世界線のようなもの。それは一つじゃなくいくつもあるもので、いろんな「自分」がいろんな世界で暮らしている。そんな感じの概念だ。
多元宇宙論 という考え方もあり、パラレルワールドという名で呼ばれている。

果たしてそんな世界が本当にあるのだろうか。SFの題材としておいしいだけで、実際はそんなもの無いだろう、とまぁ最初は誰だってそう考える。そもそも確認しようが無いものね。
ただこの確認しようが無いってところがミソで、考え様によっちゃあるとすることも出来ないわけではない。

ここで僕は夢の話を出すわけだ。そもそも僕たちが寝ている時は意識を失っている。生きる事が目的なのに意識を失うってのは生物的に結構大変なことなんじゃないだろうか。もちろん身体を休めるという目的が一番なんだろう。ただ僕は寝ている時ってのは、平行世界の自分たちの脳同士がリンクしあい、お互いに自分の体験やら記憶やらを同期し、整理しあってる時間なんじゃないだろうか、って思っている。そうやって平行世界同士の均衡を保てるわけだ。
夢を観ているってのは、この世界の自分じゃなくて、平行世界の自分の体験を追体験している、って考えるのはどうだろうか。僕は基本的に生身の人間が出てくる夢しか観ないし、登場人物もだいたいが知り合いばっかりだ。どこか世界の理がほんのちょっとおかしなだけで、ほぼこの世界と同じような世界しか夢で観ない。

話のついでに出すけれど、デジャヴって現象があると思う。思うってかあるよね。あれって、絶対にそんなことは無い筈なのに、今初めての経験に対して「あれっこれどっかで見た・体験したことあるぞ?」ってなる。
僕は結構な頻度でデジャヴを体験してて、小さい頃から不思議だなーって思いながら過ごしてきたんだけど、ある時ふっと、これって夢の中で脳同士がリンクしあってる時の残骸みたいなものではないのかな、って思った。
どっかの平行世界でどっかの自分が体験した記憶が、多分無意識のうちに残ってしまっていて(おそらく本来はその記憶は消されるはず 脳がパンクしちゃうからね)、ある時この世界の自分が(ほとんど)同じ場面に出くわした時にその記憶が蘇える。結果、あれどっかでこれ見たぞってデジャヴとして体験してしまうのだろう。

まぁここまで書いたことは全部ただの大学生の戯言だ。もちろん何の証拠も無いし、ただの妄想と言われればそれまで。でも、こういうのって何かしら夢があった方が面白くない?


だからこういう夢であっても、ぼくは夢を持てるわけだ。


どうでもいいけど140字に収めるためにほんのちょっとだけ頑張った。僕は通知をほとんど出さないようにしてるからちょっとびっくりした。夢っておもしろいよね。


昔はこういうのjf712.hatenablog.com
を書いてたんだけど、ちょっと文字を打つのに疲れた……。